たとえばPMXファイルをダブルクリックして「PMXEditor.exe」で開く設定をすると、エクスプローラ上はこんな感じになります。
ここで、使用するPMXEditor.exeのバージョンが上がって、「規定のプログラム」を新しいバージョンのPMXEditor.exeで開くように設定しようとするのですが・・・Windows7以降は天才なので、
「バージョンが異なっても、パスが違っても同じプログラム名なら前と同じ」
と勝手に判断して起動設定を変更しません。素晴らしい。
それでもpmxファイルダブルクリックで開くようにしたいので、一手間変更をします。
※ ここから先の作業は自己責任だ、注意!
Windowsのレジストリという設定に、どの拡張子を何のファイルで起動するかが書いてあります。
所謂下手にいじると危険なアレです。
流れとしては、「レジストリエディタ起動⇒設定値確認・変更」、これだけの作業です。
なんで画面上で簡単に設定できるようになってないんですかね。全く。
レジストリのバックアップと復元に関しては、Microsoftのサイトで解説されているので、必要に応じてそちらも確認ください。
・Windows でレジストリをバックアップおよび復元する方法 - Microsoftサポート
http://support2.microsoft.com/kb/322756/ja
1.レジストリエディタ起動
レジストリエディタを起動します。「ファイル名を指定して実行」のウィンドウを立ち上げて、「regedit」と入力してOKします。
(ファイル名を指定して実行 は、キーボードの[Windowsボタン]+[r] ショートカットで起動できます)
するとこんな画面が立ち上がります。
この中にファイル名とプログラムの関連等が記述されてます。
むやみに変更しないようにw
2.設定されてる値の検索
次に、使用するプログラム名でキー値の検索をします。検索は、キーボードF3ボタンを押すと、検索ウィンドウが出てきます。
今回は「PMXEditor」を入力して検索します。
検索するとHitした順に表示されるので、その中で変更が必要な値だけ修正します。
F3を押すと次候補を検索できます。
いくつか検索にHitしますが、今回は
・ pmd_auto_file\shell\open\command
・ pmx_auto_file\shell\open\command
の二か所の変更です。
(HKEY_CLASSES_ROOTの中のキー2つですが、検索画面からは見辛い。)
HKEY_USERSにも全く同じ項目がありますが、こちらを変更すると新しい設定が反映されます。
それ以外にもいくつかHitしますが、ショートカットの設定やプログラム起動履歴情報等なので、変更しなくて良いです。
右画面の「データ」というのが、pmd/pmxファイルをダブルクリックした場合に起動するプログラムのフルパス(場所)なので、これを変更します。
※ もしpmxファイルの起動リンクだけ修正したい場合は、pmx_auto_fileの値だけ変更してください。
3.起動パスの修正
名前の列の「(規定)」をダブルクリックすると、文字列の編集画面が開きます。ここで新しい「PmxEditor.exe」のパス名に書き換えます。
今回は、新しいPmxEditor.exeのパス「"G:\MMDFiles\PmxEditor_0222b\PmxEditor.exe"」に修正します。後ろの"%1"は消さないように。
該当箇所が修正できたら、値の部分が変更したものになってるか確認。
これを2つ修正して、編集完了です。
レジストリエディタは閉じます。
(保存作業はなくて、設定を修正したらそのまま反映されます)
これで無事に起動プログラムが変更できます。
一手間が大分面倒ですが、エクスプローラからPMXファイルのダブルクリックでPMXEditor起動するのは便利なので、試してみてもいいかもしれません。
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